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行け!システムトレード

30代サラリーマンがエクセル1つでシステムトレードに挑戦

システムトレードの基本 プロフィットファクター

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年が明けて2週目が終わりやっとお正月気分が抜けて取引も通常感覚になってきました。

 

さて、市場が開いていないときは勉強時間なので今日はプロフィットファクターについて勉強してました。

 

今日のキーワード「プロフィットファクター」

 この単語もストラテジーの比較の際に使われ、「PF」と表記されることも多いです。

1.1とか1.5とか大体1.0〜1.5近辺の数字が多いです。1.5を超えてくると優れたストラテジーという印象を受けます。

 

この数値は、言うならばそのストラテジーの「利益を生む力の大きさ」を表していると言えるでしょうか。注意すべきは「利益の大きさ」ではないということ。

プロフィットファクターの数値が1より大きければ利益を生む力が大きいストラテジー、数値が1に近いと利益を生む力が弱い。さらに数値が1より小さいと、理論的には利益どころか運用すればするほど損失が発生するストラテジーということになります。

 

ちなみにこの記事執筆時点で、トレジスタのフォワードテストランキングで買い部門のプロフィットファクターは

1位:1.973(リシアンサス(ロング))です。

その他、

2位:1.920

3位:1.806 

4位:1.496

5位:1.405

と続きます。

 

プロフィットファクターの計算方法

プロフィットファクターは「 総利益 ÷ 総損失」で計算できます。

総利益はそのストラテジーで出した利益の総合計、総損失はそのストラテジーで出した全ての損失。

当然、 損失よりも利益の方が大きくないと数値が1.0以上になりません。

 

どのサイトを見てもこの式がさらっと書いてありますが、よくよく見るとこの式めんどくさい。毎回のトレードで発生する利益/損失を記録しておかないと総利益も総損失も出せないではないか。

 

具体的に計算すると

仮の1週間の取引結果からプロフィットファクターを求めてみます。

取引対象は2銘柄とします。

 

      銘柄A     銘柄B

1日目:    △50,000     ▲10,000

2日目: △10,000     ▲20,000    

3日目: 20,000     ▲10,000

4日目: △20,000     ▲30,000

5日目: △30,000     20,000

 

取引回数:10回

総利益:130,000

総損失:  90,000

プロフィットファクター=総利益÷総損失=130000÷90000=1.444

プロフィットファクターの数値は悪くない結果です。最終的な利益は40,000です。

 

次に、これがもう一桁大きい取引だったとしたらどうでしょうか。

      銘柄A     銘柄B

1日目:    △500,000     ▲100,000

2日目: △100,000     ▲200,000   

3日目: 200,000     ▲100,000

4日目: △200,000     ▲300,000

5日目: △300,000     200,000

 

取引回数:10回

総利益:1,300,000

総損失:  900,000

プロフィットファクター=総利益÷総損失=1300000÷900000=1.444

取引額が1桁変わってもプロフィットファクターの数値は変わらないです。

ただし、利益は400,000なので10倍になりました。

 

もう一つ、別のパターン

      銘柄A     銘柄B

1日目:    △10,000     10,000

2日目: △10,000     △10,000    

3日目: △10,000     10,000

4日目: △10,000     10,000

5日目: △10,000     ▲50,000

 

取引回数:10回

総利益:90,000

総損失:  50,000

プロフィットファクター=総利益÷総損失=90000÷50000=1.8

利益 40,000

最後だけ損失を出しているという極端な例ですが、一つ目のパターンと利益は同じです。ただしプロフィットファクターの値は大きいです。10回の取引で9回利益出してますからね。こちらの方が安定している感触はあります。

 

ということで、プロフィットファクターは利益を生む力の大きさを示していて、プロフィットファクターが大きい方が安定感が出ます。そして利益の大小はプロフィットファクターに関係なく、投資金額によって大きく変わるということがわかりました。

 

利益を生む力の大きさというのは「効率よく」というのとも違いますね。「効率よく」というと少ない取引回数で大きな利益を上げる、というイメージなので「取引回数」を考慮してあげないといけなくなります。プロフィットファクターの計算式には取引回数は含まれていないので、効率はどちらかというと、「期待値」が示しているものです。

 

理想的な数値は

プロフィットファクターの数値が10とか20と表示されているストラテジーはかなり怪しいと言わざるをえないですが、ではどのくらいが理想的なのか。

 

正直、今の私にはわかりませんが、現実的なのは1.5〜2.0の範囲でしょうか。

ただ、1.5以下だとしてもその分、投資金額を大きくすれば十分な利益が得られるはずなので、資金に余裕がある人はプロフィットファクターが比較的低い数値でも他のパラメーターが高い数値を持つストラテジーを好むのかもしれません。

理想的な数値は資金の状況や戦略によって異なる、ということですね。

 

 それでは、また。

 

 

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